なんか良かった

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ひとりで見る花火について

地元でやる花火大会の花火が、家の階段の窓から少しだけ見えるので、お風呂あがりに麦茶を飲みながら階段に座って、ぼんやり見たのがなんか良かった。

 

花火が見える、といってもまわりの家々も電線も電柱もけっこうじゃまで、下のほうで上がる花火だとまったく見えないし、じんわり汗もかいて暑かったけど、ときおり階段の窓から気持ち良い風が吹いてきて、ひとり静かにのんびりぼんやりと眺めるのに、すごく満たされた感があった。

 

ふと思い出したんだけど、何年か前も同じように家の階段に座って、めったに家で飲まないお酒を飲みながら見たことがあった。

でもその時は、友人と、恋人と見るでもなく、ひとりでこんなところでお酒なんか飲みながら花火を見て、何しているんだろう…ってちょっとしたむなしさを感じてたきがする。

 

今年のその花火だって、ほぼ同じ条件だったのに、この満たされ度の違いはなんだろう、とふしぎに思った。

年々ひとり上手になっているのかも。それはなんかうれしい。

 

ちなみに一昨年は会場近くで恋人と花火を見たのだけども、表面上はとても楽しく根底では大きな問題を抱えていた時期だったので、今思うと満たされ度は低かった。

まあ、次々とあがる花火を見たその時の恋人が「やけくそだね」と情緒のない感想言ったのは、なんか良かった。