抑えこんだ怒りについて
自分の怒りって、蓄積型でお湯が沸騰するようにちょっとずつ熱されて沸点をこえたらバーンてするのかと思ってたけど、どうも違った。
みそ汁とかでよくある突沸に近いのかもしれない。
ちょっとずつ熱が蓄積されていつのまにか沸点を超えていてそれに気づかずにしばらくしてちょっとした衝撃でバーンてなる。
もうしばらくこれが続くときっと怒ってしまうんだろうな、という予感はあった。
ホルモンバランスが乱れていたりコンディションがよくないときとかに抑えきれなくなるんだろうなぁ、なんて「もうちょっと先」と思っていたタイミングがびっくりするくらい早く訪れた。
自分でもこのタイミングで!?と思う。
一度爆発して、冷静になって、しばらくすると今まで溜めこんでいたあれやこれがどんどん溢れ出してきてその量と大きさに驚く。
そして怒ってしまった自分、それを責める気持ち、どうしようもなく落ち込んで、傷ついて、後悔する気持ち。
全部無かったことにしたかった。
どんな感情でも否定しないで受け入れていきたい。
たとえそれがネガティブな感情であっても。
ようやくそこに気がつけるようになって意識はしてきたけれど、やっぱり見ないふりをし続けていた部分や受け入れられていないところがまだまだあるみたいだ。
自分の、0と10しかないみたいな穏やかさと激しさの振れ幅がコンプレックスだった。
あまり見たくない、感じたくない部分を、少しでもよしよしって普段から少しずつ受け入れていったら、0と10が統合して5くらいのちょうど良さでいられるのだろうか。