なんか良かった

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突然の水攻めについて

雨あがりの道を歩いていたときのこと。

見渡す限りは特に何もない平坦な道を歩いていたら、突然地面が沈んで、派手に水がかかり足元がびっしょりと濡れてしまった。

 

何事もなかったように平静を装いながら歩き続けたが、頭の中は「!?!?!?」でいっぱい。

横断歩道で立ち止まったとき、恐る恐る足元を見てみると、白いスニーカーが泥水をかぶっていた。

 

感覚としては、忍者のからくり屋敷の隠し扉みたいに、そこを踏んだとたん体重でふわっと何かが開いて、足を離すとふわっと閉じて、その反動で下に溜まっていた水がバーン!と出てきた、そんな感じだった。

 

とりあえずスニーカーについた泥をティッシュで拭きながら(忍者の隠し扉で突然の水攻めにあったぞ…)そんなことを考えていたら、だんだんおもしろくなってしまった。

 

そういったちょっとしたついてないことを、おもしろがれてる自分を意外に思いつつも、そういうのってなかなさ良いな、と思った。