2017年末のさみしい気持ちが報われることついて
2018年も年末なので、一年前は何をやっていたっけ、となんとなく2017年の年末をふりかえってみる。
2017年は12月28日の午前中で仕事納めだった。
この日はとにかくさびしかったのを覚えている。
毎年恒例で開催されていた、仕事納めのあとの飲み会「納会」が中止になった。
理由は、参加者を募ったが、ごくごく一部の人しか集まらず、これだけの人数だったら…と、やむなく中止になったとのこと。
2年前までは、みんなでバーベキューを開催するほどあたたかな雰囲気だったのに…、あれから様変わりしてしまった職場の、しらっとした乾いた雰囲気を象徴しているようでさびしかった。
そして、てっきり一緒にごはんでも食べるのかと思っていた仲良しの先輩も、別の予定を入れてしまったらしく、ふられてしまった。
本来ならば、1年間おつかれさま!とみんなでわいわいする仕事納めの日に、まさかひとりぼっちになろうとは。
このまままっすぐ家に帰る気になれなかったので、1人納会をすることにした。
場所は、ちょっと前に有楽町から御徒町まで散歩したとき、湯島のあたりで見つけた気になる喫茶店。
本当に良いお天気だったのでまた歩きたかったが、靴擦れで足の小指が痛かったのと、その日履いてたタイツとスカートの相性がものすごく悪くて、歩くたびにごわごわともたついて足に絡みつき、しまいにはめくれ上がってくるので、歩くのは断念した。
クリームソーダと
おいし〜いハヤシライスで、2017年おつかれさま。
お店の方が「外静かだよ」なんて話してるの聞いてたら、ああ年末だな〜〜って突然しみじみときて、その感覚を噛みしめてたら、逆にだんだん本当に年末?これで今年おわるの?本当に?と疑わしくなってきたのだった。
この辺りから、わたしのおひとりさまブームが始まっていたのかもしれない。
考えてみれば、それまでずーっと特定の人との関わりで、悩み続けてきていた。
自分の楽しみ、喜びがいったい何だったのかわからなくなるほどに、自分の中心軸を他人に預けていた。
ひとりになることで、自分の喜びのための行動とか、時間をつかうことを、徐々に思い出すことができたのかもしれない。
このひとりぼっちの2017年の年末は、今の中心軸を取り戻した自分にたどり着くための、とても大事な時間のひとつだったんだと思う。
あのときのさびしさが、報われてよかったねぇ。