「一人で」から「誰かと一緒に」について
何年か前までは、一人で行動したり、お店に入るのに抵抗を感じていた気がする。
一人きりでごはんを食べられない訳ではなく、なんとなく心細くて、よし、入るぞ!と決心がつくまで店の様子を伺ったり、やっぱり勇気が出なくてうろうろしたり。
でもここ数年でいっきにひとり行動レベルが上がって、気がついたら一人でもスッと入れるようになっていた。
きっかけは、多分インドカレーにはまったことだったんじゃないかと思う。
一時期、仕事終わりや美容院の帰りなどに、遠方から近所まで、おいしそうなインドカレー屋さんを探しては訪ねていた。
中には、お客さんは自分の他にはおらず、ニコニコと3人の店員さんに見守られながら食べたりしたこともあって、なんかとてもおもしろかった。
その延長で、インドカレーだけではなく気になるお店開拓にちょくちょく乗り出すようになり、去年はふとした拍子にだったが、一人焼き肉までクリアしてしまった。
(冷麺が食べたくて焼き肉やさんに行ったら、肉がとてもおいしそうて、我慢できずに焼き肉に踏み切った)
それに去年はごはんたけではなく、一人で指輪も作ったし、山頂にある神社に行ったりもした。
そのときの様子
そんなことを思い返していたら、もうじゅうぶん一人を満喫したなーと、ふと思った。
特別一人が好きなわけでもないし、一人と深く付き合うのも、みんなでわいわいするのも同じくらい好きだ。
ただ近年は自然とそういう流れが多かったように思う。
ここまで一人を満喫できるようになったのだし、せっかくだから一人温泉旅行も楽しいかもしれない、と去年の後半あたりから思っていたのだが、なんとなく実行に至らなかった。
今年は一人ではなく誰かと一緒に。
なんとなく、そんな流れが来ている気がする。