そのままの自分で良いの意味を考えたについて
そのままの自分で良い。
自分は今までずっと「このままの自分じゃだめだ、変わらないといけない」と思い続けて生きてきたので、この言葉を聞くととても安心するし、思わず涙が出てくる思いがする。
そして同時に、ほんの少し戸惑いを感じていた。
大げさに言えば、「そのままの自分で良い」を「なんにもせず、なんにも変えなくて良い」と解釈していたからだ。
この前、この言葉をかけてもらう機会があり、改めてこの言葉の意味を考えてみた。
そこで思いついた今現在のわたしが思う「そのままの自分で良い」はこんな感じだ。
そのままの自分で良い。
そのままの、本来の自分のままで、充分に魅力的だということ。
だから、無理に自分を変えようとしなくて良い。
変えるべきは自分ではなくて、今の自分を否定したり、本来の姿を隠すのをやめること。
完璧で理想どおりの自分を用意しなくても良いから、そのままの自分で、舞台に立ってみたら?
そういう風に、受け取れたのだ。
何十年も信じてきた思いをいきなり手放すのは難しいかもしれないが、何十年も「君じゃだめだ!」とダメ出しされ続けてきた自分を、そろそろ主役にしてあげたい。
そんな思いもあったりする。