春が恋しくなるについて
2年前の、2017年4月に撮った写真を見ていたら、とたんに春が恋しくなった。
特段に春が好き!という訳でもないのだが、寒い冬から暖かい春へ移り変わる兆しがほんの少しでも感じられると、思わずヤッター!と走り出したくなる。
春に浮かれた人たちが出現するのは、こんな気持ちからなのだろうか…とふと思った。
そういえば、2017年の春はわたしにとって特別だった。
ずーっと囚われていた執着と決着をつけて、決別を果たした時期だ。
今日眺めていたのは、その決別から程なくして、妹とおでかけしながら撮った写真。
当時のわたしがどんな気持ちで居たか、想像はできるが、もうはっきりとは思い出せない。
能天気に、春はいいなぁ、とその時撮った写真たちを眺めることができる今に至ったことは、とても希望があることだと思う。
厄除けでお世話になった西新井大師にあったきれいなお花
所変わって新宿御苑。妹と、この写真なんかあの世っぽい!とざわついたのを覚えている。
この時、周りに人がいっぱい居たのに、この瞬間だけなぜか誰もいなかった。
大温室のバナナの葉っぱがとても大好きで、その大きさにいつも感動するんだけど、写真だとそれがうまく写せなくてくやしい。
ふさふさ。
でっかいなぁ…。
地面がなぞの模様に。
なんか丸いものがモコモコ集まってる…。
池の絵を描いているおじいさん。
池の表面、フォトショップのフィルタ加工したみたいな感じになってる。
都庁の展望台にもいきました。
高いところは良いね。
なんだかよく分かんないんだけど、この写真とっても好きだなぁ。
こうして見てみると、日差しが明るくやわらかで、緑がいきいきとしていて、改めて春が恋しくなる。
冬が来て、そして春が来る、ということは、いろいろな意味を込めて、やっぱりとても希望にあふれていることだなぁ、とわたしは思う。