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自然体でいるには?と、すこしふしぎな話について

ここのところよく思っているのが「常に自然体でありたい」。

 

むかしに比べたら大分、自分を作らずにいられるようになった。

だけど、仲良くなりたい、とりわけ「気に入られたい」という心理が働いていると、途端に本来の自分が奥に引っ込んでしまう。

 

「本来の自分では愛されない」という思い込みが、まだしつこく根を張っているのかもしれない。

これを書いていて、今改めて気がついた。

これについてじっくり考察してみたいけど、今回書きたいこととは微妙にずれてしまうので、ひとまず横に置いておく。

 

「常に自然体でいたい」と思ったわたしは、次に「ではどうしたら自然体でいられるか」を考えてみた。

 

こうしたら良いかな、ああしたら良いかな。

実際に思いついたことも実行してみる。

だけど、なかなか思った通りの結果が出ない。

 

自然体、自然体、自然体。

心の中で何度も唱えて、意識すればするほど不自然になっていく。

 


急に話は変わって。

エンジェルナンバーというものをご存知だろうか。

簡単に言うと、日常生活の中で特に意識をしていないのに何度も出会うゾロ目の数字や特定の数字のことだ。

各数字には意味があり、それらを自然と目にするときは天使から幸運のメッセージを送られている、という考え方だ。

いきなり天使とか言われても…な方は「偶然おつりが777円でなんかラッキー」みたいな感じを想像してみると良いかもしれない。

 


最近、よくそのエンジェルナンバーを見る。

時間を確認するためにスマホを見ると11:11。

お風呂でふと顔を上げると11:22、次に目に入ってきたのがまた11:33とか。

それが何回も何日も続いたり。

なんだか嬉しくなってその意味を調べてみると、だいたいが今の自分や進んでいる道を肯定して、応援してくれているメッセージ。

(聞きかじった程度の知識しかないので詳しく説明できませんが、興味ある方は調べてみるとおもしろいかもしれないです)

 


わぁすごいなぁありがたいなぁと思いながらも、ふと「実際は全然うまくいってないよなぁ」という弱気な思いが頭をよぎる。

心にひっかかるのは、自然体でいたいのに不自然になってしまう問題。

 


その時はお風呂のんびりぼーっとリラックスしていたので、ゆるーい気持ちで呟いてみた。


「でもわたし、どうすれば良いか全然わかんないよ〜…」


そしたらそれを呟いた瞬間、かなり被せ気味に


「どうもしなくていいんですよ」


って言葉が自分の中に浮かんできた。

 

別に、どこからともなく声が聞こえたとか、預言や神託とかそういった神秘めいた感じじゃない。

普通に自分で何かを考えている時みたいな感じだった。

 


えっ、どうもしなくていいの?

どうもしなくて良いんだ〜!?

 


努力しなくて良いならこんなに楽なことはない。

よくわらないながらもとりあえず喜んでみたが、いやそういうことじゃないよな、と我にかえる。

 

そして突然ひらめいた。


そっか。

どうもしないということは、何か策を弄して成し遂げようとしなくていいってことなのかな。

どうもしない、無理やりどうにかしようとしない。

「自然体でありのままの自分で居たいんだ〜〜〜〜!!」

って力んでいたって、意味ないんだ。

むしろ力んでいたら本末転倒。

まず、力を抜くことだ。

無駄に入っていた力を抜くことで、自然体に近づくんじゃないか。

 

実際に意識して力を抜いてみると、浮ついていた体の重心が下に下がって、しっかりと地に足がついているような心強い感じがした。

努力でどうにかしようとしていた時よりも、今はずっと自然体が近くなった気がしている。

 


そしてこれを書いていておもったこと。

 

エンジェルナンバーとかを始めとしたすこしふしぎな世界って、神秘的で魔法みたいでとても心惹かれる。

うまくいかず行く先が見えなくて途方に暮れているときみたいな、精神的に弱っている時なんかは特にそうだ。

そんな自分を救い出してくれる奇跡的な神の手をつい想像してしまう。

 

だけどふしぎな世界の力を借りるということは、そのふしぎな力に期待して頼りきったり、魔法みたいな効果を期待することじゃない。

自分の成長をサポートしてくれる手段のひとつに過ぎないのではないか、と。

 

ジムで筋トレを指導してくれるトレーナーさんみたいな。

筋トレに詳しい友だち、くらいでも良いし。

 

ちょっとあやしくて大げさでとっつきにくい存在じゃなくて

気軽に取り入れて楽しみながら付き合っていけたらいいなぁと思う。

 


さいごに。

この記事の締めをどうするか「うーん」と斜め上を見ながら考え込む。

そばにいた人に話しかけられて会話をし、また視線をふとスマホに戻したら

なんと。

22:22でしたとさ。


おわり。