続・完璧じゃなくても動いて良いについて
このブログでも何度か触れたことがあったが、わたしはこれから、癒しに関する活動がしたいと思っている。
ただ具体的には全く決まっておらず、非常にふんわりとしているし、癒しを提供するツールも持っていなかった。
なので、これまでに自分で良いと思ったこと、ピンときたもの、ご縁があり、かつしっくりきたものを、とりあえずなんでもやてみる精神で学び、習得している最中だ。
その中のひとつである、カードリーディング。
講座を受講し、課題をクリアすることで修了証と資格を得られるコースを取っているのだが、自分以外の他者をリーディングする、という課題で、足踏みをしていた。
与えられた3つの大きなテーマ、それぞれ3件ずつ他者に対するリーディングをすること。
初めは、多くを説明せずとも理解をしてくれる親友に、対面でリーディングモニターをお願いすることで熟すことができたが、なんとなくその後が続かない。
家族や友達に協力をお願いすることも考えたが、そもそもリーディングとは何か、という説明から始めなければならないため、まだ何となくうまくできる自信がない。
ありがたいことに、カードリーディング講座受講生同士でリーディング相手を募集できるシステムもあるのだが、実際に会ってお話を伺いながらリーディングを行う対面方式ではなく、PCやスマートフォンなどの通信機器を通じて行う遠隔リーディングが、全くの未知の領域であるため、やはり募集に踏み出せない。
まだ何もかも、準備が整っていない!
そんな思いから、課題への取り組みは、延ばし延ばしになっていた。
日々を過ごしながらも、心の隅で(やらなければ…)と、感じるプレッシャー。
やろうと思っていることがまだやれていない、この思いは知らず知らずに、結構自分を苛むものだ。
いよいよ、心のもやもやが大きくなってきた、ある日。
対面リーディングの協力をお願いするも日程が合わずにそのままになっていた方から、お出かけのお誘いと、その後にモニターできますがいかがですか?と連絡をいただいた。
夕方から予定があったため、お出かけはお断りすることになってしまったが、出かけるまでの時間でラインを通じてリーディングができないだろうか、とふと思い立って提案してみたところ、快諾していただき、急きょ遠隔リーディングを行うことになったのだった。
相変わらず準備は全く整っていなかったが、日々感じ続けていた、やらなければ…というプレッシャーが突き動かしたのか、人となりを知る相手であることに安心があり勢いがついたのか。
突如、とりあえず走り出して、細かいことは走りながら調整していくことになったのだった。
結果、滞りなく、カードリーディングをすることができた。
3つのテーマをリーディングさせていただいたのだが、件数ごとにやり方をブラッシュアップさせていくこともでき、とても勉強になったのだった。
そして何より、リーディングを、モニターさんにとても喜んでもらえたこと。
思わずジーンとしてしまうような、ありがたい感謝のお言葉をいただき、終了するころには、やってみて良かった…!という思いでいっぱいだった。
更に、モニターさんがその感動をご友人様に伝えてくださり、そのご友人様からもモニター協力の打診をいただくという思わぬ展開にも恵まれた。
お陰様で、課題を順調に熟していくことができたのだった。
2か月前くらいに「やるとやらないでは、1と100の違いどころでなく、やるとやらないでは次元自体が異なる」ということを、よーく実感していたが、まさにそのことを思い出させる、出来事だった。
やる、やらない、ではやるを選んだほうがより早く現実が動くこと。
そして、その「やる」は、完璧に準備が整っていなくても、ある程度の備えがあれば走りながら調整は充分に可能だし、なんとかなるときはなんとかなってしまう。
一度学んだことをもう一回深く、実感する良い機会だったし、またこの先、本格的な活動を始める際の励みになると思うので、しっかりとここに記しておきたいと思う。